Risk of the infectious disease 感染症の基礎知識

知っておきたいフィリピンのこと

フィリピンは、アジア大陸の南東方、南シナ海と太平洋の間にある7000以上の島からなる国です。
私たちが訪れるバギオは、ルソン島に位置します。

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気候は、熱帯季節風気候に属していて、5~10月が雨季、11~2月が乾季にあたります。
乾季が過ごしやすく、いわばフィリピンの夏にあたります。
なので、気候も場所によっては35度以上になることも。

バギオは高地なので、ここまで気温が上がることはありませんが、クラーク空港のあるアンジェラス地域はかなり熱くなります。

日本とは異なる環境のため、日本にはない感染症などにも少し注意が必要です。

ここでは、簡単に感染症についてまとめていきます。

知っておきたい感染症

レプトスピラ症 ワクチンあり
破傷風 ワクチンあり
狂犬病 ワクチンあり
マラリア症
外部寄生虫
感染症とは、病原体(=病気を起こす小さな生物)が体に侵入して、症状が出る病気のことをいいます。 病原体は大きさや構造によって細菌、ウイルス、真菌、寄生虫などに分類されます。

狂犬病

イヌ、ネコ、こうもりなど全ての哺乳類が感染する病気です。

これらの動物に咬まれることによって感染が成立し、発症すると必ず死亡するという感染症。

予防には、ワクチン接種、噛まれたら必ず病院に行って注射の接種を行いましょう。 また、現地では動物に触らないこが、最大の予防になります。

 

レプトスピラ症

野生動物、特にげっ歯類の尿から感染が起こる人畜共通感染症です。水たまりなどから感染する可能性があります。 水たまりには入らないようにしましょう。

 

人獣共通感染症(じんじゅうきょうつうかんせんしょう:ズーノーシス(zoonosis))は、ヒトとそれ以外の脊椎動物の両方に感染または寄生する病原体により生じる感染症のこと。

マラリア症

ハマダラカによって媒介される熱帯から亜熱帯に広く分布する原虫感染症です。

高熱、頭痛、吐き気の症状から、悪性では脳マラリアから意識障害など腎不全などを起こして死亡することもあります。

予防可能、治療可能な病気になりますが、虫よけ対策はしておきましょう。

衛生面に気を付けよう


日本はとっても綺麗な国ですが、一歩海外に行くとPhilippinesに限らず、いろんな感染症があります。 現地で行動するときには、衛生面にも気を付けて行動しましょう


基本的なことですが、下記のことに気を付けながらフィリピンでは過ごしましょう。

 

身体の傷から、現地の水が体内に入らないように気を付けましょう
基本動物には触れない
眼に汗が入った場合は、擦らずタオルでふき取りましょう
必ず手を洗う
水、生野菜など火を通していないもの摂取を避ける

虫よけ対策を行う

 

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