今回は、フィリピンのバギオに3日間のボランティアに行ってきました。
振り返って、ボランティアにの様子についてご紹介していきますね。
Alejo M. Pacalso Memorial Natonal High Schoolへ
まずは、ついた日の翌日から。
朝は、早起きです。
7時に宿泊先を出るとのことで、6時過ぎに起きて軽く朝食をとりました。
この日は、バスが中々捕まらず、運よく来たタクシーに乗って学校まで行きました。
学校についたのは、8時くらいだったと思います。
校長先生がくるまで、しばらく待ちます。
テンピ先生じゃない方は、フィリピンのマニラからのボランティアのデンデンさんです。
英語の先生の授業を代行をされていました。
暫くすると、テンピ先生は事務の方と打ち合わせ。
私は、前日教えてもらった日本語の教材を使って希望する学生に一人20分間隔で、日本語のレッスン。
う~ん、これが中々難しい。。。
生徒たちは基本英語は公用語で話せ、ローマ字は読めるけど、日本語に触れたことのない子達が殆ど。
なのになぜ日本語を学びたいのかというと、 ”海外で働く” ということが彼らの1つの目標であり、希望であり、そして日本へ行きたいと思っているからなんですね。
テンピ先生はその間、大学を希望している子たちの中で最終選考に残った子たちのスピーチ撮影。
そうこうしているうちにあっという間にお昼ご飯。
お昼は、学校で校長先生やほかの方と一緒に頂きました。
野菜炒めと豚肉を煮込んだもの。
ご飯と一緒に頂きます。
午後からは、大学へ行きました。
支援の子たちの学費の納入期限などを調べるためです。
バギオ大学とベンゲット州立大学の2か所を訪問しました。
大学に入る際には、セキュリティでパスカードを申請しないといけません。
大学の構内に入る際にも、セキュリティの人が必ず入口に立っていて鞄チェックがあります。
構内に入ると普通に学食のような場所で学生が勉強したり、ご飯を食べたりと、日本の大学とあまり変わりませんでした。
色々手続きなどが、アメリカや日本とは違うのでどこで訪ねていいのかもちょっとややこしい感じです。
看護師コースの情報を集めに行ったのですが、授業はもちろん英語でおこなわれていました。
その後、ベンゲット州立大学までバスに揺られて20~30分くらい。
ベンゲット州立大学は、郊外にある広い大学で、セキュリティはなかったです。
ここでボンランティアが終わった後は、バスステーションまで行って、帰りのバスの予約を行いました。
並んでいる人も多く、チケットを購入するのに30分ほどかかりました。
夕食は、ビールとケンタッキー・フライド・チキン
なんだかんだで疲れたので、早めの就寝です
この日は10時には就寝しました。
ボランティア 2日目
ボランティア 二日目の大きなボランティアのノルマは、寄付を頂いた方々への報告の意味もかねての写真撮影です。
初日と同様に朝早起きして、7時に宿泊先をでました。
写真撮影
朝早かったこともあり、朝礼に間に合ったようです。
高地で朝は少し肌寒く、生徒の多くは長そでを羽織っていました。
その間に、私たちは朝食を頂きました。
パンケーキとマンゴー
パンケーキも日本よりもっちりした触感で美味しく、またマンゴーもとっても甘かったです。
そうこうしている内に、写真撮影の準備ができました。
今回も寄付を頂いた方の中には海外の方も多く、寄付がどのように使われているか示すことはとても重要ということで、寄付を頂いた方の名前プレートと生徒たちと一緒に写真を撮っていきます。
校長先生の指示に従って、撮影はすすみます。
生徒たちが持っているのは、寄付していただいた方のネームプレートです。
写真と同様に、生徒たちがありがとうのメッセージを伝えるビデオも撮影しました。
スポンサーへの結果報告
写真撮影の後に、前日スポーチを行った子たちを集めて結果報告です。
最終選考に残った6人ですが、当初スポンサーは一人の生徒へ支援をする予定でした。
最終的にはスピーチの内容を聞いて、スポンサーの方は3人の看護士希望の学生に支援をすることを決められました。
泣いているのは、クリスティンちゃんです。
彼女のスピーチが最も優れていたということです。
彼女は、スピーチで ”自分が大学に通い看護師になったら、自分と同じような現状で困っているこ子供たちを同じように助けたい” と語っていました。
スポンサー制度は、日本では馴染みがないのですが、今回スポンサーは、自分の家族だけではなく、グローバルな視点で自分が今後何をしたいか、またどんな社会貢献できるのかについてスポーチできているかどうかを基準に支援するかどうかを判断されたようです。
お宅訪問
スピーチが一番優れていたクリスティちゃんのお宅を訪問し、お母さんにそのことを伝えに行きました。
お宅を訪問し、彼女たちの置かれている現状を目の当りにしました。
メインストリートから随分離れたところに彼女の家はありました。
電気類は一切なく、私は写真をこれ以上とることはできない感情に襲われていました。
でも、そんな中家には犬がいて、子育てをしていました。
家を後にした後、自分が今まで勉強をしてきた環境とくらべてしまいました。
クリスティンちゃんのお母さんは、シングルで彼女を育て、まだ3歳の息子がいます。
そして、お母さんは英語を話すことができず、体も壊している為、クリスティンちゃんが朝夕バイトをして働き家計を支えているとのことです。
そして、家では電気はなく、ろうそくの灯で彼女は勉強を続けていたのです。
彼女が、涙した訳を垣間見た瞬間でした。
2日目のランチ
二日目のも学校でランチを頂きました。
この日は、野菜がいっぱいのサラダとお野菜と豚肉の炒め物です。
すべてのボランティアの仕事が無事終わったこともあり、みんな朗らかにお食事。
お食事の間も会話はすべて英語です。
私の英語力では、半分ぐらいしか会話を理解していませんでしたが、学校の先生方はとてもいい方ばかりで、とてもリラックスして過ごすことができました。
Goldfield Schoolへの寄付
ハイスクールでのボランティアが終わり、バスに乗り近くのショッピングモールまで。
目的は、Goldfield Schoolの先生方と会い、寄付を行うためです。
スターバックスが待ち合わせ場所。
暫くすると、先生方が現れました。
他のボランティアさんからの寄付である日本語の絵本を渡します。
その後、彼女たちが学校に欲しいものを買うために近くのショッピングモールまでタクシーで移動。
色々思案しているようですが、彼女たちが選んだのはシーラーでした。
現地フィリピンでは、お金だけを寄付すると、どのようにその寄付が使われたかわからなくなるため、このように一緒に行き、そこでお金を払う方法をAloha英語では行っています。
この日は、これでボランティアは終了です。
すべての作業が無事終わり、テンピ先生も少し落ち着いた様子です。
ボランティアといっても、テンピ先生にくっついていただけなので、今回の旅を通してもう少し英語のスキルをあげたいなぁと感じ、またその上で積極的にお手伝いできることがあればなぁと感じました。
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